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【キャストインタビュー】野島健児さん(クラヴィス=ルルーシュ役)
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クラヴィス=ルルーシュ役
野島 健児
ーー作品の印象を教えてください。
『イケメン王子』とタイトルにも銘打たれている通り、“イケメン”が絶対条件である世界観に、ちゃんと馴染むためにはどうすれば良いのだろう、という思いがありました。ですが、グラフィックを見させていただいて「なるほど。皆さんイケメンであることが前提だから、物語の世界観に入っていけばきっと溶け込めるはず」と信じて演じさせていただきました。
この作品は、ヨーロッパをモデルとした美麗な世界観のなかで、イケメンたちの野獣的な一面を見られるというところがおもしろいですよね、
美しいものと野性的なものとのコントラストが、立体的な世界を形作っていると思いました。
ーーご自身のキャラクターの第一印象と魅力的なポイントを教えてください。
僕は楽しみ下手なので、うらやましいなと思いました。ついうっかり楽しむことを忘れて一生懸命になってしまうことが多くて……。クラヴィスは生涯楽しく幸せに過ごせる稀有な存在だと思ったので、とにかくうらやましいですね!
ただ、ひねくれているなかでも、ちゃんと大切なものは守って、自分がどう幸せであるかも考えている。そんなところが大人だなと。大人な魅力も持ち合わせている一方で、イカスミをかけるだとか、子どもっぽいイタズラ心がものすごく魅力的に感じました。
無邪気な気持ちって生きていくうえでとても重要な要素だと思うので、彼は処世術に長けている存在なのかなという印象をいただきました。読めば読むほど魅力的なキャラクターでしたね。
ーー演じる際に意識した点についてお聞かせください。
彼が今の性格になった理由のひとつとして、第3王子という立場が関係するのかなと考えました。頑張ってもなかなかトップになることは難しいという、生まれた時から決まっていた立場が、ひねくれた方向から世の中をとらえる性格を形成したのかな。と想像しながら演じさせていただきました。
ーーご自身のキャラクター以外で気になるキャラクターとその理由も教えてください。
ルークですね。第八王子までいくと、「どんな風に世の中を見ているんだろう?」と気になりますね。一番庶民的な部分があったりもして、個人的には一番友だちになれそうなキャラクターだなと思います!
ーー「イケメン王子」というタイトルにちなみ、自分を「〇〇王子」だとするならなんだと思いますか?
じつは、友だちの家を人力でリフォームしているんですが、僕の担当は漆喰を塗ることと壁紙を貼ることなんです。先週はずっと壁紙王子って呼ばれていて、今は漆喰を塗っているので……「漆喰王子」ですね!
ーーファンの皆様へのメッセージをお願いします。
イケメンと言いつつ、それぞれ野獣的な要素も持ち合わせている王子たち。それぞれが個性的で、好きになってもらえるところがたくさなるので、存分に楽しんでください。いろんな王子がいますが、アナタにぴったりな王子をぜひ見つけてみてくださいね。よろしくお願いいたします。