――「イケメンシリーズ」や、作品の印象を教えてください。 「イケメンシリーズ」は今作に出演させていただくことが決まって初めて知りました。僕は歴史も含め社会が苦手で理系に進んだので、あまり歴史に詳しくなくて。教科書に載っている有名な人物も知らないことがあったので、『イケメン源氏伝』の台本を読み進める上で少し不安がありました。 ですが、すごく読みやすいストーリーになっていて、気付いたら読み終わっていました。僕のように歴史が苦手な方でも、すんなり物語に入り込めるんじゃないかなというのが、僕の一番最初の感想でした。 ――ご自身のキャラクターの第一印象を教えてください。 キャラクターの名前に見覚えがあるような…、もしかして人間じゃないかもと。昔見た作品で、同じ名前の妖怪を見たことがあったので、原稿をいただいて設定を見たら、やっぱりなと思いました。 台本の前にキャラクターの設定を見させていただいたんですけど、小狐モードはセリフがあるのかなとか、かわいい声とカッコいい声というか、大人モードと切り替えたりするのかなとか、やや期待もしながら台本を読みました。 ――最後に、ファンの皆様へのメッセージをお願いします。 こういった“あやかし”を演じる機会もなかなかないですし、技術的な面からも声のトーンは結構低めの方を使わせていただいます。、なかなか演じることのないキャラクターを演じさせていただきました。ストーリーでも少し特殊なポジションで、ある意味、主人公に近い存在だった気がします。小狐モードも大人モードも含め、玉藻を好きになってくれたらうれしいなと思います。