――「イケメンシリーズ」や、作品の印象を教えてください。 タイトルや、戦国時代を舞台にしているといった作品自体はもちろん知っていますけれども、プレイしているかというと……他の男には興味ないので、ごめんなさい(笑)。出演が決まった時は、「これは、あのシリーズのかな」と知っているタイトルだったので、ちょっと認められたのかなと思い、うれしかったです。 これまで、平安時代や戦国時代、幕末が作品の舞台になるイメージはあって、陰陽師を扱った作品などはあるけど、こういう雅な感じのところに焦点が当たっている作品は意外に珍しいな、アリだなと思いました。 ――ご自身のキャラクターの第一印象と、魅力的なポイントを教えてください。 どんなキャラクターだろうと思い見せてもらった時に、「梶原景時って誰だろう?」というのが第一印象でしたね。調べてみて、ピンとくるかなと思ったんですけど、イマイチよく分からなくて(苦笑)。他にも、戦国時代とかに比べればあまり有名ではない、そこまで知名度のないキャラクターも多い印象ですね。 作中でも話していますが、景時はもともと平家にいた人です。どういう人かはともかくとして、景時という名前はカッコいいなと思い、絵柄もタイトルに恥じないイケメンで、メガネを掛けているんだなと(笑)。 表面に出てきている部分は、あくまでも信念が強いから表に出ているという感じで、内面は意外にそうじゃない部分が結構あるのかなと。そこは乙女ゲームなので、恋愛していただければ分かることだと思うので、あまり言いませんけど、厳しいというか若干嫌なヤツ感を入れて演じています。プレイした方が、とっつき悪くて、嫌なヤツで、横柄でなんかムカつくなという風に思っていただければいいです(笑)。 ただ、恋愛モノなので、この人と恋愛したら「もしかしたら、面白いかもしれない」と思うような、どこか隙じゃないけど、若干の弱点みたいな部分を作っていかなければいけないかな、とは思っています。あまり気持ち悪い人にはしたくないというか、恋愛したくないと毛嫌いするような気持ち悪さにだけはならないようにしています。 ――ファンの皆様へのメッセージをお願いします。 この作品は……すごく良さそうですよ(笑)。お芝居ができる人たちがすごく集まっているので、物語に深みが出て、とても良いものに仕上がっていると思います。僕のキャラクターに関しては、少しとっつき悪いですけど、こういう乙女ゲームで僕が演じるのは大抵4番手5番手くらいの役なので。誰かを攻略した後で構わないので、とりあえず興味だけは持っておいてください(笑)。よろしくお願いします。