――作品の印象を教えてください。 特定の時代を舞台にした物語は、戦国時代の織田信長とか徳川家康とかが多いイメージなんですけど、この作品は源氏が中心に描かれているので、珍しいなと思いました。そのなかであやかしも絡んできますし、新鮮な気持ちと、ワクワクする気持ちの両方を持って楽しませていただきました。 源氏の兄弟のお話にあやかしが加わり、さらに恋愛が描かれるということで、どんな風に進んでいくのかが楽しみな作品になっていると思います。 ――ご自身のキャラクターの第一印象と、魅力的なポイントを教えてください。 ひょうひょうとしていて、つかみどころがなさそうなイメージでした。年齢は30歳ですが、割と若めに見えるキャラクターです。自分の持つ声や演技のどのあたりを使えば、この那須与一に寄せられるかというのを考えました。 彼には適当なところや、のほほんとしているところがあります。それ以外にも、相手を思う気持ちや、義経への忠誠心があり、でも弓を持ったら雰囲気が変わるようなメリハリのあるキャラクターです。深掘りすればするほど面白いと思います。喋り方が少し独特なので、雰囲気を出すためにイントネーションなどを色々試してみました。あまり演じたことのないタイプのキャラクターだったので、ちょっと難しかったですね。 ――ファンの皆様へのメッセージをお願いします。 源氏の物語にあやかしが加わった、非常に新鮮で楽しみな物語になっていると思います。キャラクターそれぞれの魅力的なところを見て、自分の好きなキャラクターを見つけてもらえると嬉しいです!