-
【せっしょうせき】 かつて都の陰陽師が玉藻を封じた岩。
封印を解き玉藻を使役するために鎌倉に運び込まれたが、義経によって破壊された。 -
人ならざるもの。呪力を持つ存在で、姿かたちも様々。
大半のものは死者の世界である常世と、
人の生きる現世の狭間、『異界』に住まう。
種族差はあるが長い時を生きる。
人間への悪戯を好むものが多い。あやかしにとって
食事は娯楽。睡眠も人間ほど必要としない。 -
【じゅりょく】 あやかしが持つ人知を超えた力。
呪力の強さや特性には種族差・個体差がある。 -
【ひょうい】 あやかしが人間の心と身体を乗っ取り、
影響を与えること。強大な呪力を持つあやかし、
または人間の心が弱っていれば、
完全に乗っ取ることも可能。
憑依できるのは一度にひとりだけ。
特殊な例の憑依として『契り』がある。 -
【ちぎり】 強大な呪力を持つあやかしのみが行使できる、
特殊な憑依のこと。
契りはあやかしが人と自分の魂を結びつける呪いを施す
ことで成立し、人間は契りを交わしたあやかしの呪力を
何らかの形で行使できるようになる。
契りを結んでいる間あやかしの力は半減するなど、
あやかし側の制限が大きいため、契りが結ばれることは
非常に稀である。 -
【おんみょうじ】 陰陽寮に所属する者たちのこと。
占術や加持祈祷、祭祀、暦の編纂などを執り行う。
陰陽術に優れた者は、あやかし退治に駆り出されることも。 -
【ばくふ】 将軍を中心に武士が政を行う場所。鎌倉に位置する。
-
【ちょうてい】 帝や貴族が政を行う場所で、京に位置する。
泰親の所属する陰陽寮もここに含まれる。