インタビュー
Q.作品の印象を教えてください。
「偉人×ヴァンパイア」というコンセプトがおもしろいなと思いました! 新たな生を受けて蘇ったキャラクターたちが、生前やり残したことや新しいビジョンに向かって行動していくところが魅力的だなと。あと、個人的に、今まで「ヴァンパイアもの」の作品に出る機会があまりなかったので、吸血ってどう表現すればいいんだろう? と試行錯誤しましたね(笑)。
Q.ご自身のキャラクターの第一印象と魅力的なポイントを教えてください。
ヴラドはドラキュラ公がモデルとなっています。学生時代、世界史でドラキュラ公のことを学んでいた時から印象深い人物だと思っていました! 「イケメンヴァンパイア」では、純血種のヴァンパイアとして何百年も生きていて、しかもサンジェルマン伯爵と敵対する陣営のセンターキャラとして描かれています。「常に穏やかで動じず、本心が見えづらい」というところを意識して、低いトーンや落ちついたテンポ感など、いつもとは違ったお芝居の引き出しを開けて挑みました。
そして、基本的にヴラドは達観していますが、意外にも子供っぽい部分もあって……。例えばイチゴに目がないとか(笑)。 そういうかわいらしい一面にギャップとときめきを感じつつ、演じさせてもらいました。僕自身、彼のそういった二面性はとても演じ甲斐がありましたし、プレイしてくれる皆さまにも楽しんでもらえそうだと思っています。
Q.新キャラクターたちはダークな一面がありますが、ご自身にも「こんなところが実はダークかも?」という点はありますか?
僕はどちらかというと、ダークな面のほうが多いんです(笑)。だからこそ、良いことをすると、善行がより引き立つタイプかも……などと考える打算的な部分がすでにダークですね(笑)。
Q.ファンの皆様へのメッセージをお願いします。
長く続いているシリーズの新キャラクター、しかもかなり重要なポジションを担うキャラクターを任せていただけるのは光栄に思っています。
ヴラドは掴みどころがなくて、感情のコアが一見わかりづらい人です。そんな彼に翻弄されるも良し、逆に読めない彼の本質をすぐに理解して愛でてあげるのも良し! 色んな楽しみ方をしていただけるキャラクターになっているのではないかなと思います!
非常に楽しく収録できましたので、ぜひプレイしてキャラクターの魅力を味わっていただけますと幸いです。