インタビュー

霧里(玄明) 役
天﨑滉平 様
――収録を終えたご感想とご自身が演じたキャラクターの魅力ポイントを教えてください。
男の玄明(はるあきら)のときと、女の霧里のときをどのように録音するのだろう、どうしようと思っていろいろ試行錯誤していました(笑)。
霧里の魅力は、とにかく「綺麗」、「美しい」です。嫌みがないというか、皆さんに分け隔てなくアドバイスしたりできる優しさみたいなものがありますね。
玄明は主人公と出会ってしまったが故に、主人公への執着もなかなか大変で……。でも、玄明のこれまでの人生の中で初めて出会った人に対する初めての体験だったからこそ、主人公のことがとても好きになり、一途になってしまったように思います。そう考えるとヤンデレな部分も可愛いですね。
――演じていただいたキャラクターと自分との共通点、また似ていない点があれば教えてください。
似ていない点は人斬りでも花魁でもないことです(笑)。
僕は可愛いものとか甘いものを食べたりすることも結構好きなので、声を女の子にすることよりも、気持ちを女の子にすることで霧里に近づけたらいいなと思って演じていました。玄明みたいなヤンデレな部分はそんなにないですが、やはり男の子のほうが少し女々しくて「なんだよ、あいつと喋って」みたいに少し嫉妬するようなところは、分からなくはないです(笑)。
――ご自身のキャラクター以外で、気になるキャラクターとその理由も教えてください。
自分が演じるなら篠宮恭君がちょっと気になるなというのがあります。
全く想像になってしまうのですけれども、現代から来ているということで、主人公が何か危ない目に遭ったときに俺は助けられなかったのに他の人が守っていたとか、守りたいのに守れない心の葛藤が出てくると、可愛いな、愛おしいなと思います。藤堂と似ているってことは、恭君はもしかしたら……あれ?楽しみですね(笑)。
――もしもあなたが幕末にタイムスリップしたらまず何をしますか?
知識をひけらかします(笑)。急に維新がどうとか言い出したら、ちょっとヤバい人になってしまうし(笑)、間者かと疑われたりするので、最初はなりを潜めます。
ただ、斬り捨て御免の危ない「人斬り」の世なので、最初に頼れる人を見つけるかもしれません。主人公も最初に頼れる人に出会っているので、最初にそんな人を見つけてから、アドバイザーとか占い師になって、時代を変えるタイムパラドックスを起こしたいです(笑)。
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
この「イケメン幕末 運命の恋」という作品は、元々、ボイスが付いていない状態で皆さんがプレイされていて、付き合ってきた時間は、お客さまのほうが長いので、そこを踏みにじらないように壊さないように意識しました。
玄明と霧里の声を脳内再生するときに、ちゃんと僕の声が再生されるように頑張りましたので、これからもより一層、玄明と霧里を是非よろしくお願いします。
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